ベビーマッサージオイル
ベビーマッサージに使うオイルについて
「オイル」には沢山の種類があります。大きく分けて「植物性オイル」と「鉱物性オイル」の2種類がありますが、ベビーマッサージには赤ちゃんがなめても安心な「植物性100%のオイル」を使うことが一般的です。
植物性オイルは、植物から採れたオイルなので栄養価が高くスキンケアに向いているものが多くあり、皮膚の汚れを取り、分子が細かいため肌への吸収が早く、保湿効果があります。
鉱物性オイル(ベビーオイルなど)は、かぶれてしまう事が多く、ベビーマッサージには不向きです。
ベビーマッサージでオイルを使用するメリット
肌への摩擦の軽減
赤ちゃんの肌は刺激に敏感。オイルを使う事で肌への摩擦を軽減し、気持ちがよく、
リラックス効果を高めます。
保湿
赤ちゃんの肌は皮膚が薄く、水分を保つ為の皮脂の量もアンバランスなので、乾燥したり、カサカサしたり日々変化します。植物性オイルは、肌が水分をしっかりと保持する働きを助けます。ママの手も保湿されます。
肌をバリア
肌の役割の一つ「バリア機能」です。ほこりや空気中のウイルスなどから、内臓を保護する働きがあります。ただ、このバリア機能は、肌が乾燥していると低下してしまいます。赤ちゃんは常に、よだれ・うんち・おしっこ・汗など刺激が多く、肌の本来のバリア機能が弱くなりがちですが、オイルは肌を保湿し、バリア機能の低下を防ぎます。赤ちゃんの毛穴から浸透し、老廃物の排出を促し肌を清潔にします。
手の動きがスムーズ
ベビーマッサージオイルを使用することで、手の動きがスムーズになり、心地よい刺激を提供することができます。赤ちゃんはリラックスし、眠りを深めることができます
皮膚の保湿と健康
ベビーマッサージオイルは赤ちゃんの皮膚を保湿し、柔らかく健康的に保つ助けとなります。適切なオイルを使用することで、乾燥やかゆみを防ぎ、肌のトラブルを軽減することができます。
ベビーマッサージで良く使われるオイル
※一般的な評価を掲載しました。参考にして下さい。
オリーブオイル
保湿力に優れ、栄養価が高い。
植物油の中でオリーブオイルは、人間の母乳に含まれる脂肪や体脂に最も近く、ビタミンA、スクワラン等天然成分を多く含み肌に栄養と潤いを与えます。
ホホバオイル
ホホバオイルは、分子構造が人体と非常に似ています。保湿力が高く、肌になじみやすい。
細菌に対する抵抗力を高め、酸化しにくい。サラッとしているので夏向き。
米ぬかオイル
さらっとした使い心地で、保湿やスキンケアに最適。
ビタミンEが豊富に含まれ、抗酸化作用に優れている。
注意
オイルは、遮光瓶に移して、出来るだけ空気と触れないように保管しましょう。ボトルから一度出したオイルは、瓶に戻さないようにしましょう。
参加調査票などを参考に保護者の方の判断でオイルの使用を決めてもらってください。心配な場合は、かかりつけの医師に相談してから参加してもらってください。オイル無しでもベビーマッサージは出来ます。
- 専用のベビーマッサージオイルを使用し、赤ちゃんの肌に適したものを選びましょう。
- 敏感肌やアレルギーのある赤ちゃんの場合は、パッチテストを行い、適切な反応がないことを確かめてから使いましょう
研究会では、オイルの販売はしておりません。また、研究会推奨のオイルはございません。
それは業者の圧力等に左右されないためです。
最近よく見られるのが
生後すぐの保湿の為のクリームとかローションとか、すごく伸びが良くて柔らかいです、たっぷり使っても非常に安いですね、これは赤ちゃんが口に入れてよい物悪いものあるかもしれませんので良く確かめてからお買い求め下さい。
病院ではワセリンがでますが、これは伸びが悪いので温めて使うと伸びます。
ランシノーとかもいいみたいですねでも高いですね。
一番は赤ちゃんに合うか合わないかをよく確認してから使いましょう。
パッチテストは必ずしてください
昨日大丈夫だから今日は大丈夫と思わずに毎回されることをお勧めします
それは日によって赤ちゃんの状態が変わるからです
沢山汗をかいた日や
体調の悪い時
湿疹がある時等 毎回パッチテストをされることをおすすめします。