声をかけベビマっサージと歌うベビマっサージの2種類になります。
音楽療法の観点からみても歌がある方が黙ってマッサージをするよりも赤ちゃんの聴覚にも刺激を与えることができますので歌がある方が効果が大きいと考えられます
音楽療法とは、音楽を聞いたり演奏したりする際に生理学駅、心理学的社会学的な効果を応用して心身の健康の回復を図ることを目的としています。
声かけベビーマッサージでも良いのですが、言葉かけの言葉がわからない人が多いです。
「赤ちゃんになんて話かければよいかわからい」のです。助産院で黙ってオッパイを飲ませています「何か話かけたら?」と声をかけると「なんて話せばいいのですか」と返ってきます。
赤ちゃんは泣くだけで話をしてくれないので、初めてのママは戸惑ってしまうのです。
歌があれば、歌詞のあるだけ赤ちゃんへ言葉のシャワーを浴びせることになるので、自然と言葉を覚えてくるようになります。一石二鳥となるのです。
では赤ちゃん向けの歌にはどんなものが有るかというと、童謡(どうよう) わらべうた 等だと思います 童謡(どうよう)とわらべうたの違い
どちらが良いか?
それは赤ちゃんにはわらべうたが良いのです。童謡は音階で言えば7音音階で作られていることが多い、それに比べわらべうたは5音音階 ミファソラシ等歌いやすい音域が多い、つまりわらべうたは自然に発生してきた歌だったり 昔から歌いつがれてきた歌だから、だれでも、子どもでも歌える音域の歌になるので良いのです。
こんなデーターがあります
赤ちゃんが開始して何分後に泣いかを調べたベビーマッサージのデーターです
開始時 | 4分後 | 8分後 | 12分後 | リピーター | |
わらべうたベビマ208人中 | 11.1% | 7.7% | 8.7% | 7.7% | 1 |
歌うベビマ202人中 | 12.9% | 8.9% | 12.9% | 15.3% | 2 |
声かけベビマ204人中 | 10.3% | 13.2% | 18.1% | 17.6% | 3 |
手技についてはどれも似たりでそんなに差がありません。
いろんな方法がたくさんあっても覚えられなければ逆効果になります。
どうだったかな?と不安になりながらマッサージすると赤ちゃんはしっかりとそれを読み取ります。だからマッサージをさせてくれません。
手技はある程度覚えられる程度が良いと思います。
ベビーマッサージの目的は親子のふれあいですので、手技が目的ではないということを肝に入れていただければと思います。
楽しくて、覚えやすくい、ママも赤ちゃんも満足の行く時間を過ごす。これが一番大切なことです。
ここにデーターがあります
楽しいのはどんなベビーマッサージですか? 声かけベビマ 8% / わらべうたベビマ 77%
覚えやすいのはどんなベビーマッサージですか? 声かけベビマ 28% /わらべうたベビマ 66%
満足度の高いベビーマッサージはどれですか? 声かけベビマ 14% / わらべうたベビマ 74%
未発表のためこれ以上のデータを載せることができません
覚えやすさについて説明させてください。
「ぞうさん」の歌がありますね、良くそれでベビーマッサージをしてるのを見かけます。最後に「そうよかあさんもながいのよ」と歌います
さて、これはどこのマッサージでしょうか?と聞かれてもわかりませんね。
わらべうたベビーマッサージには「ひざひざぼーずひざぼーずあっちいってこっちいって膝ボーズ」と歌うとみなさん膝のマッサージと思いますので膝をマッサージします。
そうなんです歌と動作が連動しているのが、このわらべうたベビーマッサージなので覚えやすいといわれていることなのです。
「赤ちゃんは何をきいているの」の本より 。
ビーマッサージの方法についてはこちらに詳しく書かれています