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乳房トラブル

■ 乳腺炎 ■


[原因]
主に"うつ乳"から乳腺炎になることが多い。時に細菌性の場合もある。
[症状]
"うつ乳"の部分はしこりになっている。赤く腫れて痛い。発熱を伴なう場合がある。
[対処法]
暖めずに冷やす。搾乳する。赤ちゃんに吸わせる。
※人によって症状によって対処法も違ってくる場合があります。不適当な手当ては悪化の原因 にもなります。
論パールーム会員になれば助産師が相談受け付けています、無料です

[乳頭に袋ができた場合]
乳頭に袋状のものができて詰まっている場合、袋を針で破るとすぐに治ります。

[乳汁がヨーグルト状になっている場合]
乳汁がヨーグルト状になって、一部分が詰まるときがあります。
詰まったところから奥に向かってしこりができます。時に熱をもち、 痛みを感じます。
対処法としては、授乳するときにしこりの部分を押さえながら授乳し、 その後は搾乳をしておきます。それでもダメなときは、 また授乳 をしてください。悪い方だけを集中的に吸わせるのも良いでしょう。 良い方は搾乳して捨ててください。良い方を先に吸わせると、悪い方 を吸わなくなります。少々乱暴ですが、これで治る人も多いです。

しこりの部分は、ジャガイモ湿布を作り、しこり部分に当てておきます。
  • 「ジャガイモ湿布」の作り方
    ジャガイモを皮ごとすりおろします。酢3滴、小麦粉適量で 耳たぶぐらいの硬さに仕上げます。これをしこりの大きさに 作ってキッチンペーパーで包み、しこりの部分に直接当てます。
ジャガイモ湿布は、乾燥したら新しいものと取り替えます。 熱を持ってる場合は、ジャガイモ湿布で熱を取って炎症を抑える作用が有ります。 お刺身などに付いてくる小さな保冷材などを、ジャガイモ湿布 の上に乗せて冷やすと良いでしょう。

[熱があるとき]
熱があるときは葛根湯(かっこんとう)を服用します。これは母乳 に影響はありません。
病院では抗生物質を投与されますが、母乳を与えるのを辞めるよう に言われますし、もらってもママは赤ちゃんへの影響を考えて飲ま ない人が多いのが現状です。飲まない薬はもらわないようにしましょう。 医師と相談して、母乳を与えても大丈夫な薬を処方してもらいましょう。

[ゴボウの種エキス]
ゴボウの種は、種屋さんで売っています。(あかね道具箱にあります)
大さじ山盛り1杯ぐらいを1,200mlの水にいれて煎じます(水から入れてください)。 湯が600mlになるまで煎じ、それを2日かけて飲みます。食間が効果的です。

ちょっと苦いです、また便通も良くなりますが、詰まったところが開くと昔から言われています
また、出ないオッパイにも効果があります、
熱がある時は入浴は避けましょう、また、しこりが出来たばかりの人も避けましょう。これは悪くすることがあります。

夏場は水分を沢山取りますので乳腺炎になりやすいですので21時を過ぎると水分は控えましょう


■ 乳管炎 ■

[症状]
乳頭の先が白くなって詰まる。乳腺炎に移行することがありますから、 早い段階で処置をしましょう。
[対処法]
痛みを伴います、そんな時は、ピユアバーユを使ってみてください
(あかね道具箱にあります)またはゴマ油を乳頭に塗って、ラップで保護してください、こうすれば痛みはかなりよくなります、もちろん軽く拭くだけで赤ちゃんには母乳を与えてもらっても大丈夫です

飲まさなければ治りますが、そうすると今度はオッパイの出が悪くなります。また乳腺炎にもなります。
飲まさない時は搾乳をする、これをしっかりとしてください。また短期間にしてくださいね。
白くなった部分を良く消毒することが大切です。消毒は"イソジンガーグル"や "ピオクタニン"などが良いでしょう。
時に飲ませ続けることでも自然に治る事もあります。これは、母乳が良く出るようになって治る感じですね。
解らない時は質問の部屋から質問してください。





■ 出過ぎるオッパイ ■

[注意事項]
  • 寝る前の食事は絶対にしてはいけません。
  • 良く出るオッパイは、赤ちゃんが眠る前にたっぷり飲んでしまうため、 夜間も良く寝てしまい、朝までオッパイを飲まないことがあります。
    そうなると、オッパイの出が悪くなり「乳腺炎」の原因にもなります。 それを防ぐために、朝1番のオッパイは搾乳して捨て、その後飲ませて オッパイを一度空の状態にすることが必要です。また夕方にも一度空になる ように搾乳すると、乳腺炎にならずに済みます。
  • 上記の方法をせずに、夜間授乳をしないとオッパイが出なくなりますので、 今"十分出ているから……"と油断しないようにしましょう。
■ 乳頭亀裂 ■

乳頭亀裂になってしまった場合、私はよく「我慢して」と指導します。 しかし我慢できないほどであれば、搾乳して飲ませるのも良いと思います。
しかし、また吸わせると切れますので、いっそ頑張って吸わせ続けると切 れなくなりますし、オッパイの出も良くなります。
[対処法]
最近の話題ですが、亀裂があるときは「アボガドオイル」を塗ると良くなります。 また「バーユ」も良く効くそうです。それらが手元にないときは「ビタミンE錠」 の液を塗ると良いです。
乳頭の「オイルパック」も効果があります。乳頭にアボガドオイルを塗って、 ラップで保護します。アボガドオイルがない場合はバーユ、それもない場合は ゴマ油でも良いと思います。
■ オッパイを噛まれる ■

歯が生え始めるとき噛まれることがあります。これは赤ちゃんが 噛んだときに、しっかりと叱るようにしましょう。何度も言い聞か せて叱ってください。
赤ちゃんは叱られると「ニヤッ」と笑いますが、根気良く叱ってお れば、時期がくれば噛まなくなります。
■ 大きなオッパイ ■

[トラブル]
大きなオッパイは、赤ちゃんが奥の方まで母乳を吸い切れない場合があります。 そのため、返って母乳が出なくなったり、乳腺炎になったりと、トラブルが多 いですので、吸わせ方などを工夫してトラブルが起きないように注意するよう にしてください。
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