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オッパイの手当
【妊娠中の手当】
  • 基底部の剥離(SMC方式、桶谷式)
    「基底部の剥離」とは、乳房と胸壁の間をはがす感じ、ということです。

  • 乳頭の矯正
    乳頭は5ミリ以上出ていれば、直接母乳を吸うことができます。 5ミリ以下であれば、注意ながら乳頭を引っ張り出しておく方 が良いでしょう。
    しかし、乳頭を刺激することで、流早産になることもありますから、 妊娠の経過が順調ですと言われた人は、胎動を感じてから始めると良 いでしょう。
    また刺激でお腹が張ったりする場合は中断し、次の日にまた始める ようにしてください。
  • 陥没乳頭の人は10ヶ月になれば、積極的に乳頭を引っぱり出して下さい。乳頭吸引機があかね道具箱にありますのでご覧下さい
  • これで引っぱり出すと良いかと思います
  • 乳頭の亀裂予防の為に、あかね道具箱にありますビアバーユを塗ると良いと思います、流早産の危険のある人も乳頭刺激は危険ですが、ピュアバーユを塗ると、効果がありますね

  • 初乳の手当
    妊娠中は、知らない間に乳汁が出ている事がありますので、入浴時 に乳汁を綺麗に取っておきましょう。取らないまま授乳を開始する と、乳頭亀裂の原因になります。

  • 乳管開通
    乳頭から乳汁が3〜4箇所ぐらい出ていれば大丈夫です。 出てない場合もありますが、あまり焦らないことです。産後に乳管を開 通しても良いと思います。乳管開通は、赤ちゃんに吸ってもらえば開く はずです。

【出産後の手当】
  • 産後当日
    直接授乳を行いましょう。ほ乳瓶よりも先に母乳を吸わせて下さいね、出来れば30分以内に一度直接母乳を吸わせて下さい、その後24時間以内に8回以上の授乳をされると良いのですが。。。。

  • 1日目
    オッパイはまだ張ってきません。乳管開通させ食事は少な目に。

  • 2日目
    授乳をがんばります。まだ張ってきませんが、人によっては張ることがあ ります。乳管開通させましょう。

  • 3日目
    この日ぐらいからオッパイが張ってきますので、下手にオッパイのマッサー ジをしないようにします。また、温湿布なども勝手にしないようにしてくだ さい。ママがすることは、とにかく赤ちゃんに吸わせることです。上手に吸 うことができて、乳管開通ができていれば、張ったオッパイもすぐに楽にな ります。
    しかし乳管開通ができていないと、大変なことになります。赤ちゃんは張っ たオッパイを吸わなくなり、泣きわめきます。ママはきんきんに張ったオッ パイの痛さに泣かなくてはなりません。
    赤ちゃんが上手に吸うようであれば、食事は普通にされると良いのですが、 吸えないときや乳管が開通してないときは、食事を控えめにして、まず乳管 を開通すると良いと思います。直接授乳を頻回にしてくださいね。

  • 4日目
    まだまだ張って痛いオッパイも多いと思いますが、そろそろ楽になり ますので、その調子でオッパイを与えてください。
    張らない人はしっかりと食事をしましょう。
    張りすぎて痛い人は、軽く冷やすと良いでしょう。しかし冷やしすぎに 注意してください。

  • 5日目
    人によりますが、良く出てくるころになります。

  • 6日目
    多くの人が6日目に退院となります。この頃からオッパイが張って くる人がおられますが、出方にはあまり関係ありませんので、そこか らでも頑張ってください。
    退院後は、何かと周囲の人の言葉に左右されがちです。ご主人やおば あさんの言葉には注意してください。「出ない」とか「足りない」など の言葉はつつしみ、できるだけ励まして欲しいとおもいます。
    また、赤ちゃんがどれだけ母乳(量)を飲んだのか不安な人は、母乳 外来などで相談されると良いと思います。
    今まで母乳で頑張っておられるお母さんも、退院1週間で、母乳になるか 人工(ミルク)になるかが決まる感じがしますので、そこまで頑張ってみ てください。

  • 1ヵ月
    この頃ぐらいから、母乳のリズムもつかめ始めます。母乳が軌道に乗る 時期です。このころから哺乳瓶の乳首が嫌いになるか、オッパイを嫌い になるかが分かれるようです。ここで赤ちゃんが哺乳瓶嫌いになったり、 母乳でがんばれれば、これからも母乳でやっていけると思います。
    私の助産院にこられる中には、よくそんなママがいらっしゃいます。 1ヵ月経っても諦めることはありません。
    わらべうたベビーマッサージ始めましょう
    ★、母乳が足りないと思うめやす
  •  体重が増えない、体重が増えていて、便秘だったり、1時間毎に泣く場合は足りていないと思う必要はありません、そのまま頑張ってください。体重は一ヶ月に900グラム、たまに600でも良いと言う医師もおられます。
  • 3ヶ月ぐらいから、体重の増え方は少な目になりますがこれも心配ありません。
  • 生後3,4ヶ月で体重は出生時の2倍になると、良いと思います
  • 3〜4ヵ月
    この頃は飲みにむらが出てくる時期です。良く飲む時もあれば、遊んで 飲まないときもありますが、飲まない時は乳腺炎に注意してください。
    飲まないときは搾乳をしておきましょう。次に飲まそうと思うと遅いとき があります。

  • 5〜6ヵ月
    離乳食(1回食)を開始します。
    離乳食を開始すると、母乳を飲まなくなったり、出なくなったり、 乳腺炎になったり……と、いろいろなトラブルが起きやすくなり ますので、注意しながら母乳を続けて行きましょう。
    離乳食は焦らず始めましょう。赤ちゃんの体重が7キロを目安に、 唾液が出ているか、食べたいそぶりを見せるかなど、注意して様子 を見てください。梅雨時は衛生面で問題がありますので、できれば 避けるようにしましょう。
    すでにジュースや重湯(おもゆ)など、汁は始まっていると思いま すが、これからは本格的な離乳食になります。初めは、どろどろ状 態(10倍粥)の物から始めましょう。主に野菜、穀類、果物などが良いでしょう。
    母乳ですが、離乳食と平行して母乳も与えます。まだまだ離乳 食が主流ではありませんので 、母乳の回数などは変わらないように 飲ませて欲しいと思います。
    離乳食のあとに母乳、というように、日に7回から8回は母乳を飲ま せます。当然、夜間授乳も続けてください。母乳の回数や、飲み方が 減るようでしたら、離乳食の量を加減してください。

  • 8〜9ヵ月
    この頃になると、離乳食が1回から2回食になります。離乳食はべとべ と状態にします。使用する食品には徐々に蛋白質が入ってきますので、 アレルギーのある赤ちゃんは特に注意してください。
    白身の魚、小魚、卵の黄身、大豆類などは注意深く与えてください。
    母乳の回数は減りません。当然、夜間授乳も続けてください。
    この頃の赤ちゃんは動きが活発になりますので、今までのように体重は 増えません。「体重が増えない」と、よく心配されるお母さんがいらっ しゃいますが、1歳で9キロを目安にしてください。

  • 10〜12ヵ月
    離乳食は3回食になりますが、焦る必要はありません。赤ちゃんの 状態に合わせて進めます。与える食べ物をやや粒粒状態にしましょう。
    母乳の回数は減らさないようにして欲しいと思いますが、どうしても 減ってくるときは、そろそろ断乳を頭に入れておくのも良いでしょう。
    そろそろ断乳になるからと言って、昼間は母乳を与えないと言われるママ がいらっしゃいますが、そのようにすると断乳は返って厳しくなります。 欲しがるだけ母乳は与えても差し支えありません。
    また、この頃になると母乳に執着する子を見ます。「オッパイ」と言うと 嬉しそうな顔をして寄ってくるのもこの頃です。もったいぶらずに飲ませ て下さい。母乳もあと少しですから頑張って続けてください。

  • 1歳〜
    1歳を過ぎてからも、母乳は与えてかまいません。断乳の時期まで母乳 を飲ませて下さい。出来れば1歳半まで飲ませることができたらいいな と思っています。

    自然卒乳もいいですね、