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■ 頑張ってよかった

 母乳をあげていて一番辛かったとき……。
 それはやっぱり乳腺炎になったとき。
 乳腺炎には何度かなりました。4ヵ月のときに、息子が夜よく寝る ようになったとき、突発性発疹になった8ヵ月とき。
 いつも突然、奥田さんところに電話して、
「乳腺炎になっちゃった」
 と言っては、短期で治してもらったものです。

   今、やっぱり「母乳でそだててよかったな」と感じるのは、 息子がどんなに悪いことをしても、私がきつく叱っても、必ず あとで母親である私に泣きながら抱っこを求めることです。
 あの10ヶ月の間、「すばらしいスキンシップができたのだなぁ」 と思います。
 そんな息子もはや1歳3ヵ月。オッパイのことなど、すっかり忘 れてるのが少し寂しいのですが、でも凄く甘えん坊さんです。

 母乳を与えることができて、本当に"よかった"と思います。

(Sさんより)



[akane memo]
●乳腺炎になる原因
 彼女の場合、赤ちゃんが夜よく寝るようになったとき――つまり、 授乳間隔が空いてしまっているから、乳腺炎になってしまったんですね。 また、赤ちゃんが病気になったときも飲みが悪くなります。これも 乳腺炎の原因になってしまうんです。

●どんなことに注意するか?
 授乳間隔を気にして、残っているオッパイは搾乳して捨てると良いと思います。
 Sさんの場合は、夜中に一度、または朝の授乳後に搾乳をすれば良かったと思います。 病気の時も同じです。今日は「飲む量が少ない」と思われたときに、搾乳して捨てると、 乳腺炎が予防できます。
 あくまでもSさんのケースで、場合にもよりますけれども……。

(助産婦:akane)