生後7〜8ヵ月
"おすわり"が上手になります
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☆"おすわり"ができるようになります
おすわりは4ヵ月頃の首すわりと同様、赤ちゃんの発達を知る大切なポイントといえます。
☆人見知りが増えてきます
慣れない人を見ると泣いて怖がります。これは、赤ちゃんが"お母さん"と
"他の人"を区別できるようになった証拠、正常な発達のあらわれなのです。
赤ちゃんによって人見知りの程度に差があります。ですから、人見知り
が激しかったり、逆に人見知りがほとんど無かった場合も心配はありません。
☆好奇心旺盛に……
赤ちゃんの好奇心はますます旺盛! 興味をひくものがあると、
振り回したり、たたいたり、しゃぶったりして試してみます。
スリッパや電話、リモコン、コンセントなど、触ってもらいたく
ないものが大好き。でも、お母さんにとっては気が気ではないですよね。
ますます目の離せない時期になります。しかし、赤ちゃんにとっては新しい経験・学
習でもあるので、たばこの吸い殻や、お金、乾電池など危険なものは、
大人が片付けておいてください。そして赤ちゃんが、いろいろなモノの
感触を学ぶことを見守ってあげてくださいね。
冬の時期に注意したいのは、こたつやホットカーペットのコンセント。
電源をつないだまま赤ちゃんがしゃぶると、よだれをつたって感電す
ることがあります。気を付けてあげてくださいね。
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……ポイント……
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◎離乳食の量が減ることもあります
いままでよく食べていた赤ちゃんの食欲が落ちると、お母さんは
とても心配になりますね。お母さんが、たくさん食べさせようと
一生懸命になればなるほど、赤ちゃんはかたく口を閉じたり、
プイと横を向いてしまいます。
離乳食メニューのマンネリ化も原因の一つと考えられますが、
他にもおやつの与えすぎはないか、おもちゃを出しっぱなし
にしていたり、テレビをつけたまま食べさせて気が散ってい
ないか……など、心当たりがないか考えてみましょう。
また、赤ちゃんの「自分で食べたい」という欲求を満たして
あげていますか? この頃の赤ちゃんは、自分でやろうとす
る意欲が芽生えてきます。危ないから、汚すからと赤ちゃん
のやる気の芽をつぶしてしまわないようにしましょう。
汚されてもいいように新聞紙やシートを敷いて、メニュー
も、できるだけ赤ちゃんが"自分でつかんで食べられる"もの
を与えてみてください。赤ちゃんは食べたい分だけ食べた
ら遊びはじめますから、その時は「ごちそうさま」と片付けて
しまえばいいのです。
◎コップを使ってみましょう
試しにコップを使ってみるのもいいですね。もちろん初めから
上手には飲めませんから、こぼされても大丈夫なようにタオル
を添えたり、エプロンをつけたりしておきます。
◎夜泣きに悩まされるかも……
昼間に何か興奮することがあったために神経が高ぶっていたり、
暑さや寒さなどのために、寝苦しさを訴えて泣くことがあります。
原因は様々でわからないことも多いのですが、考えられる原因
を取り除き改善したら、後はしばらく赤ちゃんに付き合ってあ
げましょう。
おっぱいを吸わせることで安心することもあるでしょうし、
白湯を与えてみるのもいいでしょう。車に乗せるとすぐに
寝てしまうからと、夜泣きのたびにドライブに出かけたと
いう話も良く聞きます。いずれにせよ、一時期のことで長
くは続きませんから……。
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