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生後2〜3ヵ月
顔の表情がはっきりして、かわいらしさが増してくる頃です
あやすとにっこり笑います
2ヵ月頃になると、赤ちゃんの表情はかなりはっきりしてきます。 お母さんがあやすと視線が合い、"にこっ"と笑うことでしょう。
わらべうたベビーマッサージをすると10分で28回笑いました
またはずっと笑っていましたと声があります

喃語(なんご)が始まります
赤ちゃんの話しかけが始まります。「ウックン」だったり「アー」「ウー」や 「アブアブ」など様々に聞こえるでしょう。これが言葉の原型となる喃語 (なんご)です。お母さんも赤ちゃんの話しかけに答えてあげましょう。 意味はわからなくても、お母さんの語りかけは赤ちゃんの心の発達にとって とても大切なことです。

夜と昼のリズムができてきます
気がついたら5〜6時間も泣かずに眠っていたということが……。

飲みの減る赤ちゃんも
これは赤ちゃんが成長した証拠。今まで赤ちゃんは満腹感がわかりませんでした。 だから疲れるまで飲んでいたのです。でも2ヵ月を過ぎるころから、 「お腹がいっぱいになった」「あまり飲みたくない」などの感覚が育ってきます。
また、周りの物に興味を示すようになるため、遊び飲みをしたり、 次の射乳反射が起こるまでの間、キョロキョロ周りを見回したり、 物音に振り向いたりすることもあります。



ポイント


■散歩やラックで遊びタイム
外界の刺激によく反応するようになった赤ちゃんは、散歩が大好き! ベット の中だけでなく、ベビーカーや抱っこでお散歩したり、ラックにのせてお母 さんのそばで過ごしたりしましょう。
この頃のベビーカーは、背中が水平に近くなるように倒れるA型の物を 使用しましょう。

■ベビードレスにさよなら
ますます動きが活発になます。昼夜の区別もつき始めたので、着る物も ベビー服から上下つながったオーバーオールのようなものに変えてみては どうでしょうか。夜はパジャマに着替えさせてもいいでしょう。



便秘には……


便が3日も4日も出ないと心配になりますね。毎日は出ないけれど 一度にたくさんの量が出る赤ちゃんもいます。便が硬くなって出 にくくなったり、お尻が切れてしまったりしないようにしましょ う。

綿棒で肛門を刺激します。綿棒にベビーオイルをつけて、赤ちゃん の肛門にクルリと回転させながら差し込みます。綿の部分が全部入 るまでにしましょう。

お風呂上がりなどに、お腹を"の"の字にマッサージします。そのとき、 ベビーオイルなどの植物性の無農薬・成分100%のオイルを使用する と赤ちゃんへの刺激が少なく,滑りもよく、マッサージしやすいです。

赤ちゃん体操やわらべうたベビーマッサージをしてみましょう。
実施した人の声は便秘改善
その他,薬局に売っているマルツエキスを飲ませてみます。



「おっぱいが足りていない?」と感じたら


夜の授乳間隔があくようになると、お母さんはぐっすり朝まで眠る ことができますね。でも、朝起きてみたら"おっぱいがカンカンに 張っていた"ということが度々起こってきます。おっぱいを出す働きをするプロラクチンというホルモンは夜間眠っているときにたくさん分泌されます。ですから,夜間の授乳は卒乳・断乳まで行うのがのぞましいのです。
しかし,こんな時,「おっぱいは張った方がいい」と考えるお母さんが多いため、ついつい前絞りもせず、そのままおっぱいを与 えてしまう方が多いのです。
これを続けていたらどうなるでしょう? おいしいおっぱいが作ら れるサイクルは、2時間半〜3時間といわれています。おっぱいが長 い間乳房に溜まれば、それだけおっぱいの質は落ち、美味しくない おっぱいになってしまうのです。当然のことながら、赤ちゃんは質 の落ちた美味しくないおっぱいを飲みたがりません。
また,おっぱいを充分働かせることができないので,分泌量が落ちることもあります。どうしても夜中に赤ちゃんが眠り込んで飲ます,お母さんも夜起きることができない場合は,飲ませる前に前絞りをして,赤ちゃんに吸わせて空にするようにしてください。

また,おっぱいが張らないと不安に思うお母さん方がいらっしゃいますが、 丁度この頃になると、お母さんのおっぱいは、赤ちゃんが乳首 に吸い付くと、射乳反射が起こり新鮮なおっぱいが作られるという システムに変化してきます。ですから,日頃ふにゃふにゃで張らないおっぱいでも,赤ちゃんが吸い付くと,おっぱいが硬くなり,血管が浮き上がり,おっぱいにツーっとした痛みが走り,それまでチュクチュクと口を動かすだけだった赤ちゃんがゴクゴクとほっぺをへこませて飲み込む様子が見られるようになります。時には飲ませているおっぱいの反対側からおっぱいが垂れてくることで,おっぱいが出ていることを感じることもあるでしょう。
また、「おっぱいが張らない」「おっぱいを飲まない」=「おっぱいが足りていないと」心配になり、 ミルクを足すことを考えるお母さん方も多いようです。3カ月健診での体重の伸びを見てから考えても遅くはありません。まずは,おっぱいの質,お母さんの食事,授乳状況などを振り返ってみましょう。