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2003年 10月6日 長女(第2子)出産
私は、今回2人目の出産でした。1人目の時は、実家近くの個人病院で出産したのですが、陣痛の間、入院期間中は決して満足のいくものではありませんでした。何よりも後悔したのは、母乳に関する知識が無かった為に母子同室でない所を選び、その上に全くと言っていいほど母乳の指導を受ける事が出来なかった為に、出るかもしれなかった母乳が混合の末に、たった4ヶ月でミルクオンリーになってしまった事でした。
その後、2人目を妊娠する前から母乳関連の事をHPで勉強していて、『あかね助産院』のHPと出会いました。
あかね助産院には、実家に里帰りをして妊娠34週目からお世話になりました。やっと通い始めたのに36週で切迫早産。正期産に入る37週まで、1週間の市立病院での入院でした。無事に!?退院出来たので、ホッとして「そちらで産めます。」と、先生に電話で報告しました。
38週、あかね助産院での検診に戻る事が出来ました。(10月4日)
先生は、次の週に先生が出版される本の出版パーティを控えておられたので、「11日の2時から4時の間は産まんといてね。」と言われ、大笑いしていました。そして、「早く生まれるといいね。今日は内診でコチョコチョッとしとくわ。」と、内診され、その場でおしるしに。私は、今まで積み上げてこられた実績と経験が、この自信につながっているのだなと、おしるしになってビックリしましたが、“先生、たくましい!たよれる!”と、嬉しくなりました。
話はそれますが、私はこの検診の日、先生が出版されるという『ぬくもりのあるお産を求めて』の本と出会いました。出産後に“読んでおけばよかった!”と後悔するのは嫌だったので、早速購入して帰りました。内容はとても面白く、参考になり、検診から戻った半日で読み切ってしまいました。
私は、あかね助産院に里帰りしてからお世話になりはじめ、検診は2週間に一度しかないし、上の子を連れて行ってバタバタしたり、電車で行った日は帰りの時間を気にして慌てたりと、なかなか先生とゆっくりお話は出来ず、おまけに市立病院に入院した為に検診の回数も減り、先生とのコミュニケーション不足は仕方のない事と考えるしかありませんでした。そんな中で、この本を読んで先生が今までどのような勉強、体験をし、どのように感じていたかのかを知る事が出来て、とても満足出来たのです。たくさんおしゃべりをして、先生から教えてもらったような気になりました。
私は、出産寸前に抜群のタイミングでこの本と出会えて運がいいとしか言いようがありませんでした。この検診の日まで、本を出版される事すら知らなかったのですから…。私は、この日から早く早く先生のもとで産みたい!と、待ち遠しくて仕方ありませんでした。
38週と2日。内診のコチョコチョが効いたのか、おしるしの出血の量が増え始めていました。昼食後、お腹が張りだし、陣痛?と思われるような痛みもありました。先生に電話をすると、「すぐ来なさい。」と、言われたのでタクシーに乗って行く事にしました。
そして、タクシーを待っている間に破水したようでした。
あかね助産院に着くと、先生が私の様子を見て「まだ大丈夫そうやね」と、声をかけて下さいました。私は一度出産を経験しているので、“あー、いよいよだなー。”と思い、前回の陣痛の時の事を思い出していました。
まず、分娩監視装置を付けて様子を見ました。まだまだ我慢出きる陣痛だったので、先生とお部屋に飾ってあった黒米の話をしたり、何気ない話をして笑いながら気をそらして過ごしました。その中で、とても役に立ったお話は、子宮口のおまじないの話でした。陣痛の痛みが襲ってきた時に、「子宮口よー、開けー、開けー。」と、念じると本当に子宮口が、ばぁーっと開くのよ、というお話でした。
陣痛室に移ってから、いよいよ激しい痛みが襲ってきたので、私はお布団の上に四つん這いになり、腰を揺らしながら、おまじないの「開けー、開けー。」と、口にだして言い、子宮口の辺りに神経を集中して体の力を抜くようにしていました。すると、産道をぐーっと赤ちゃんが下りてくるのを感じました。おまじないの効果がありすぎて驚いた程です。慌てて先生に「来たみたいです!」と言い、ベッドに移りました。先生は様子を見て、「あっ!」と声を出して驚かれ、(多分、頭が見えていたのでしょうか?)ササッと産む準備をして下さり、「もう、いきもうか?」と言われました。私は、“もう産んでもいいんだ!”と嬉しくなり、気合いが入りました。先生が的確に声かけをして導いて下さり、あっという間につるんっと赤ちゃんが生まれてきました。そして、すぐに元気よく泣き出しました。
赤ちゃんが産道を通ってくる時、生まれてくる時、全てを自分の体でしっかりと感じる事が出来ていました。そして、念願の生まれてすぐの赤ちゃんを自分の胸に抱き、おっぱいを吸わせるという体験も出来ました。
話は戻りますが、陣痛室でも素敵な体験をしました。母と先生が腰をさすって痛みを逃がすようにしてくれていたのですが、短い間に母の愛情のこもった腰さすりと、絶対に体験したかった先生の魔法の手の腰さすりと両方を体験できました。先生の魔法の手は、本当に痛みが和らいで、噂通りだ!と嬉しくなりました。上の子は、先生が出して下さっていた冷たいお茶を必死に飲ませようとしてくれていました。(私は、あまりの痛みに「ありがとう…。」と言うのがやっとだったのですが)
そして、あかね助産院ならではだったのが、上の子が退屈しないようにと、アンパンマンのビデオをつけてもらっていたので、私が持ち込んだソフロロジーのCDは登場する間もなく、「はみがきマーン!」とかいう中で陣痛と戦った事です。上の子が、生まれてすぐに泣き出した赤ちゃんに気付き、陣痛室から何とも言えないような顔を出して見に来た姿も忘れられません。残念ながら、主人は立ち会えませんでしたが、アットホームな雰囲気の中、先生、母、息子に協力してもらって産めたという感じがして、とても幸せです。他の病院では決して体験する事は出来なかったと思います。
助産院に着いてから生まれるまで、約1時間という大安産でした。自分の選んだ出産方法、自然分娩は、間違いなかったと思います。産後も驚くほど元気でした。
大切な大切な娘を無事取り上げて下さった、素敵な体験をさせて下さった先生に、とてもとても感謝しています。本当にありがとうございました。
10月6日から10日までの入院となり、出版パーティの11日に何の支障もなく、開いていただけたのも驚きです。(笑)
※次こそは!と思っていた母乳育児も出来ています
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