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2006年02月23日

ふらいぱんじいさん

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著者:神沢利子  絵:堀内誠一 出版社:あかね書房

book13.gifあらすじ

古くなって、おくさんに大好きなたまごやき用に使ってもらえなくなってしまったおじいさんのふらいぱん。
こうなったら旅に出よう!決心しておじいさんがどんどんどんどん進んでいくと、そこにはジャングルあり、サバンナあり、砂漠あり、海ありの、広くてどきどきする冒険が待っていたのですが・・・

手に取ってみると、立派な装丁の本です。
絵本からはじめてはなれてこの本を選ぼうかな、と思ったとき、ちょっと難しいんじゃないの??と心配になってしまいますが・・・
ぜんぜん、そんなことはありません。どきどきする冒険のお話と、楽しいさし絵が待っています。
この本は、青山にある「クレヨンハウス」の低学年向きのブッククラブの一冊として送られてきたものだったのですが、子供たちは大好きで、初めて読んだとき、上の子も下の子も、おじいさんの冒険をお話してくれました。
近所のお子さんたちにもお貸ししたことがあるのですが、みんな同じだったそうです。
小学生になったお子さんに、「本を読んだ!」という、ちょっぴり背伸びした気持ちを味わわせることのできる一冊。
冒険の最後には、ほっとする結末が待っています。

2006年02月14日

でんしゃにのって

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著者:とよたかずひこ 出版社:アリス館

book13.gifあらすじ

おばあちゃんちに遊びにいくため、うららちゃんがひとり乗る電車。駅につくたび、いろんな動物たちが乗ってきます・・・。


シンプルな絵柄で、とても読みやすい絵本です。
こどもって、繰り返しが好きなんじゃないかな〜と私はちいさな娘たちにいろんな本を読んでいて思っていたのですが、この本はでんしゃにのって、ガタタン、ゴトトン・・駅について、動物さんたちが乗ってくる・・・のまさにくりかえしの絵本。
絵の雰囲気も、うららちゃんの向かいの席に座って一緒に"でんしゃにのって"いるような感じなので、こどもたちにはきっと楽しんでもらえるはず!
最後の駅から乗ってくるのは意外な生きもの??で、ここをおおげさに読むといつも娘たちがキャーと声を出していたのが印象に残っています。

「うららちゃんののりものえほん」シリーズではほかにさんりんしゃにのってという本もあります。同じテイストですが、でんしゃのほうがオススメ。

2006年02月13日

誰も知らない小さな国

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著者:佐藤さとる 出版社:講談社

book13.gifあらすじ

"ぼく"はある日、地元の人が誰も行かない、いわくある美しい平地を偶然見つける。そしてそこに通ううち、不思議なものを目にするようになった。それから数年、戦争をはさんで青年になった"ぼく"は、懐かしい故郷の平地を訪ね、足しげく通ううちに不思議なものの正体を目にすることになる。それは、3センチそこそこの小さなひとーーコロボックルたちだった。


昭和34年初版、高い評判から44年に改版され、いまなお根強い人気を誇る「コロボックル・シリーズ」の第一作。
懐かしさを感じる大人の方もいらっしゃるでしょう。 実は、私も、子供の頃この本の大ファンでした。
戦争を知る世代の作者さんですので、子供には違和感があるかもしれません。けれど、とても夢を感じさせてくれる本です。
コロボックルの国を作るという夢のために、ひたすら頑張る主人公の"ぼく"。その生き方は、ひたむきで純粋です。その気持ちに打たれて、コロボックルたちは彼と一途な友情を結ぶことになります。
美しい自然、純粋な思い、一途な友情。そんなものを感じてもらいたくて子供に手に取ってほしい一冊です。

そう。コロボックルは今も、あなたの隣に、いるかもしれないのですから。

<関連サイト一覧>
SATO SATORU WEB 作者佐藤さとるさんの公認サイト
村上勉の世界   挿絵の村上勉さんの公認サイト


どんぐりノート

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著者:いわさゆうこ 出版社:文化出版局

book13.gif紹介

よく、「うちの子全然絵本に興味がなくて・・・」「本が嫌いなのかしら」「男の子にどういう本を選んだらいいのかしら」というような悩みを耳にすることがあります。
お母さんは、子供の"情緒"を育みたくて絵本を選びますよね。
でも、ストーリーのあるお話がもともと好きではないタイプ、まだストーリーを理解できない年齢である場合など思ったように興味をもってもらえないこともあります。
で、「かがくえほん」というようなものを手にとってもらえると、ちょっと違うのではないか、と思って今回この本を紹介してみることにしました。

かがくえほん、は、ストーリー重視ではない、実際身の回りにある事柄を絵本にした作品です。
「かがくのとも」という絵本雑誌がでていますが、このシリーズがそういう傾向で出されているのでオススメです。
この「どんぐりノート」も、そういう感じの本。
子供が公園で身近に見ることの出来るどんぐりは、どんな種類があって、どんなことに使われて、どんな楽しみ方ができるのかな?を豊富なイラスト・写真とやさしい文章で紹介している本です。(なんと、食べ方まで載っています!!)。
子供向け、ではあるんですが、大人が見ても楽しいですよ。
載っている実験や工作も、興味をひかれる楽しそうなものばかりで、これがあれば、どんぐり博士になれるかも??
子供だけでなく、大人も楽しめる一冊です。
こういう切り口から本に親しむ、というのもいいと思いませんか??


うちの長女が、小さい時まったくストーリーのある話がダメでした。
そんなわけで、こういうかがくえほんをずっと購読したり探したりしていたんですね。
想像力豊かな子もいれば、想像することより、身近なものから楽しみを見出すことのほうが得意、ってタイプもいます。
絵本が嫌いだからといって、けっして、本が嫌いってわけではないハズ。
とりあえず、本に親しむ機会を持たせたからか、今はうってかわってファンタジーノベルなんかを読む娘を見ていると、本との出合いの大切さと難しさをいつも感じる私なのでした。


なお、作者のいわさようこさんは、どんぐりのほかに
「まつぼっくりノート」「木の実ノート」などいろんな本を出されています。
どれも同じテイストで描かれていて、そろえればちょっとした図鑑シリーズになりそうです。
いわさゆうこ本一覧