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2006年07月13日

おんぶ、だっこ、ベビーカー

わたしはけっきょく、ムスメとの外出のほとんどを抱っこですごした。今のお母さんはわりとベビーカーで平気で電車に乗ったりしているけれど、どうも消極的になってしまい、ベビーカーは数えるほどしか使わなかった。ムスメがわりとおとなしいタイプで、抱えていたらあまり大暴れはしなかったせいかもしれない。髪を引っ張られるのが困るから、ひっつめた。その程度。

A型ベビーカーは、わたしの住んでいた、やたらと交通量の多い狭い道路ではおそろしく、考えてみるとあまり外出しなかったように思う。もちろんたまには出かけていたけれど、道を選んで遠回りしてた。たいていムスメとふたりきりの外出だったから面倒になり、生活用品のほとんどは生協の宅配でまかなっていた。なんとかなるものだ。

首が据わるとだっこ。自分自身が、すり抜けられると思った電柱と壁の隙間に挟まっちゃうくらい目測が悪いので、おんぶで後ろでムスメがどうなっているのかわからないのは恐ろしくてしょうがなかったから。1歳を過ぎて重たくなってきてからはポシェットのふたが硬くて座れるようなタイプを使ったけれど、簡単に布をバッテンに縫ったものを友人が作ってくれたので、それを使うことが多かった。ベルトが太くて体に負担が少なかったので。

B型ベビーカーは、抱っこになれてしまったムスメが顔が見えないとひどく機嫌が悪いので、ついついあまり使わないでいた。電車に乗るにもじゃまでしょうがないし、だっこの身軽さに、わたしも慣れてしまっていた。結局B型ベビーカーは、一番使ったのが保育園の往復で、それも手をつなぐ代わりにベビーカーの手すりにムスメがつかまり、にもつを席に乗せて歩くというありさま。なんのためのベビーカーだったのだろう。

それでも荷物の多い中眠ってしまったときなどには重宝した。簡易ベッドみたいに。一度、眠る娘の顔が赤いのでしゃがんでみたら、アスファルトの照り返しでものすごく暑くて、気の毒なことをしたと反省していっそう使う機会がへってしまった。

暮らしのスタイルや赤ちゃんの性格しだいでベビーカーの方が便利な赤ちゃんもあるだろうけれど、ベビーカーに子供を乗せっぱなしで、ケータイでメールを交わしているお母さんを見ると、なんとなくうそ寒い気分になる。もちろん、育児中の母親の孤独感を知った上でもね。

今だったら、おしゃれなリング式のベビースリングなんか買うだろうなぁと思う。あれは、アフリカのお母さんみたいでステキだと思っているから。最近類似品がいろいろでてきたから、逆に選んで楽しめるかもしれない。