まず部屋の片付け
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塾に行かない小学六年生。公立小学校で、地域の公立中学へ進むつもりの娘には試験は無縁のもので、この春休みも勉強なんてさらさらしない、遊べるだけ遊ぶという毎日だった。学校はなんともちんたらしたリズムで授業が進んでいるけれど、その中では可もなく不可もなく。
でも、それでいいの?同じクラスで受験を目指す子供たちは、週に1度の休みで塾に通っている。既に受験体制に入り、毎日10時過ぎまで勉強している子もあるようだ。
わたしは勉強のできる子供になってほしいとは思っていないのだけれど、先々の選択肢がなくなるのは困る。選択肢を広げてやるのは親の役目のひとつだろう。うちの娘は、自分が人よりできると思ったら怠けるし、できないと思ったらくやしいから放棄するというタイプ。自分でもそう言っている。ただ、同じクラスの中で比較されても困るのよね。仕方ないので、まずは毎日机に向かう習慣をつけさせるべく、努力中。
机に向かわせるにあたって、この春休みは、まずリハビリとして自分の部屋の掃除をさせた。毎日30分。春休み中かかったことを聞けば、その部屋の散らかりようのすさまじさがわかるだろう。小動物の巣のようだった。毎日布団を敷くスペースだけがあいていて、床も机の上も引き出しの中もいっぱいだった。
たかが小学生の部屋とあなどるなかれ。なんと45リットルのゴミ袋にいくつもの不用品が出たのだ。わたしも娘もびっくり。そして、ついおとといのこと、いつものように遊びに来た娘のトモダチが、「わっ、きれいじゃん。めずらしい」と言った。そう、やっとこさ、机に向かえる時が来たらしい。

